雪割草栽培管理

雪割草栽培管理方法(年間スケジュール)

■雪割草-年間管理グラフ →グラフの拡大図を見る

1月〜3月(早春から開花期)

暖地では2月から開花がスタート。

晴れた日の午前中たっぷりと灌水。施肥、及び病気予防は不要。強い日差しから葉を守る為に、50〜70%くらいの日よけをする。

開花促進の為、急速な暖房は厳禁。

なるべく自然状態で開花させる事により、花の特徴を充分に発揮、ことに段咲など八重桜種は、花弁が盛り上がって豪華さや緻密さを演出する。

暖房の効いた室内や置き場を頻繁に移すと、本来の花芸が現れない事が多い。

花が痛み始めたらなるべく早く切除、同時に、新葉が伸び始める4〜5月の強い日差しに長時間当てると葉痛みを起こし、葉の成長が止まり、小さな葉や凝り固まった葉になってその為光合成作用が不十分になったり、その後の株の成長に悪影響を及ぼす。

4月〜5月(梅雨入り前)

花後の植替え

植替えは花後直ぐ(なるべく新葉が出ない前)か初秋(9月初め〜中旬)が最適期。古い用土をよく落とし、根の状態を知り、傷んだ根、伸び過ぎた根、ネコブセンチュウの寄生した部分等を切除、新しい用土に植え込む作業は、なるべく毎年行う。不要の根を切除する事により発根を促し、新しい用土を得た株は再び元気な葉を展葉し、充実した株に成長する。

  • シーズン始めの施肥は薄目に
  • 病害虫発生
  • 暖地では2月から開花がスタート
  • 遮光
  • 入梅時の灌水は控え目
  • 梅雨の晴れ間の夏日に注意

5月〜7月(梅雨〜初夏)

葉を大きく展開させる為に、やや弱光下に移す。晴れた日の日中葉水(振り水)を2回程すると、ご機嫌良好。湿度をやや多目に配慮し、乾燥状態をなるべく避ける。

梅雨の晴れ間の夏日に注意

新葉の固まり始める5月中〜下旬、病気予防の薬剤散布。梅雨明けと同時に初夏の強い日差しになる。遮光は60〜80%にやや暗めにした方が無難であり、葉の成長にも悪影響はない。肥料はやや薄目とし、液肥(ハイポネックス、花工場、有機液肥など)規定よりやや薄目に希釈、一ヶ月に2〜3回与える。

6月〜9月(初夏〜初秋)

初夏を迎える頃までには特に大きな失敗がない限りは、葉は病害虫の害もあまりなく、順調に艶やかに育っているはず。初夏から初秋(6月中旬〜9月中旬)この3ヶ月が雪割草栽培の最も重要な期間と言えそうです。株の充実(花芽、分株)に大きく影響する。私共では、この期間、特別な作業はなく肥料は停止し、じっと雪割草の健康状態を注意し、見守っているだけです。病害虫からの初期症状や遮光、通風、水やり等に特に注意しています。

施肥停止高温化での施肥は、植物に害を及ぼすことが多い。
病害虫予防年間を通じ、病害虫の最も多発するシーズン(病害虫対策を参考にして下さい)。
遮光葉焼けを最も起こしやすい。自生地では、厚く生い繁った広葉樹のカーテンが真夏の強烈な日射を遮ってくれます。寒冷紗やよしずなどで90%以上(殆ど日陰でも良い)の遮光をする。
涼しさ・通風への配慮あまり鉢を移動させない。同一箇所で管理することにより、暑さからの害は少なく、案外、耐暑性のある植物であることが認知され始めている。表土が濡れない程度の葉水や噴霧は効果的。
やや水やりを控えめに高温化での灌水過多は、根腐れや余病を誘発する事が多い。

11月〜12月(初秋〜初冬)

暑さに耐え忍んだ雪割草は、残暑を過ぎると新根が急速に伸び始め、初冬頃までの間に、越冬芽(花芽・新葉)や株全体が最も充実してくる。

名残りの日によく当てる蕾は一段と大きく膨らみ、早春の環境が整い次第、いつでも開花OKの状態に成長する。
病気予防は不要低温化では病原菌も休眠状態に入り、病気の発生はほとんどない。
夜間の凍結からの保護寒さに強い雪割草でもコチコチのカラ凍みは最も大敵。
水やりは晴れた日の午前中たっぷりと夕方までに鉢底の滞水を無くする為に。
薄目の施肥(液肥)株、最後の充実期。薄目の液肥(1500〜2000倍くらい)を年内に2〜3回与える(なるべく晴れた日の午前中)。以降は不要。
強風からの保護木枯らしや乾いた強風に吹きさらされると、葉縁からチリチリに葉が枯れる。

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